音楽界の凋落について

CDが売れないと言われる。長らくCD屋にいた私の体験から。(一部の方にはショックが大きいかも)
もう時効だと思いますので、マスコミの信頼性の無さを書かせていただきます。
日本の某チャート誌ですが
そもそもスポンサーがレコード会社で、さらに出荷ベースで書かれています。
(祝日の関係で2週分載ったことがあるが、発売前のタイトルが上位にいた!さらに印刷のスケジュールを考えても更に先に出来ている?)
雑誌自体も就職誌のようにスポンサーからの収入で成り立っており、売れても売れなくても良い。
(そもそもこれを買っている人はあまりいません。が、ビルがあったりするのです。従業員もたくさんいますし。)
さらに、チャート・サンプル店が所謂、町の小さなレコード店
(輸入盤や中古盤屋さんなどはほぼ入っておりません。もちろん外資系大型店も。よってこの手の店は自社チャートを持っています。)
だから聞いたことも無い演歌歌手とかがいたりするんです。
結果、ホントに売れているのかとかはわかりづらくなります。
ファンクラブではレコード会社から○○はチャート店と教えてくれたりします。

つじつまが合われたかたも多いかと思います。

私の体験は、某レコード会社が某シングルをまとめ買い。代わりにチャート上位を約束。
買った商品は、番組プレゼントとかで消化。音楽番組で紹介され元を取るという図式でした。
(もう時効です。)

営業が音楽で喰うのなら、金持ちか大手事務所かと言ってるのはここにあります。
こんなのが積もり積もって、音楽業界を駄目にしたのかも知れません。
(たしか大槻ケ○ヂがチャート上位のバンドをサンプラに見に行ったら、1階の半分も埋まっていなかったとか…。)

もっとも最近は外資系のチャートの方が売れてきている良い兆しも見受けられますが。
本来、人は良いものならだまっても買うはずです。
すでにメディアは賢い市民に見透かされて、馬鹿にされているのかも知れません。
朝日新聞のように…。

この日記は消すかもしれません。