【来月】半年・・・。

来月の3/14で、開店半年。
早いとみるのか、よく持ちこたえたものです。
皆様のお陰です。この場を借りてありがとうございます。

駄目駄目、民主党の無策のお陰で景気も良く無く。
知り合いの社長は、一人は3月廃業。もう一人は9月倒産予定。
民主はまだ政権をとって○ヶ月とかすぐに言いますが
そんな緊張感や危機感の無い党で良いのでしょうか???
政権放棄にしか映らないんですがね。私には。
9月に辞められる社長とお話したところ
「民主が政権を担っている限り、2年後に日本はあるのかどうか・・・。」
なんでもっと皆さん、前政権と同様ほどに怒らないんでしょうか?

もう一人の社長は高速が無料になるから投票したとか。
おそらく国策を、サービスとしてみている人も多いのかな〜。と思っております。

特許というか、実用新案の案件があと2件あって、今月の支払いも馬鹿になりません。

開業して思ったこと。(半年版)
今後があるかどうか分かりませんが(笑)、書いときます。
今後開業予定とか夢見ている人には、ほんの少しは参考になるかもしれませんし。

とある統計によると、一年を待たずして廃業する会社は4割。3年持ちこたえるのが1割。一般的に会社の寿命は約10年とのことです。
こんなシビアな状況なのです。
欧米では「みんなが失敗するのが当たり前なんだから、自分もその一人。」と考えるそうですが(投資が多い)、日本では多くの場合借金をしての経営ですから、家族や知人を含めての一大事業。失敗は許されない!といった雰囲気になるようです。また、売り上げの確証などありませんから、精神面でもかなり追い詰められます。これは本当です。(社員のときの定期的な収入もなくなりますので、そのギャップときたら・・・。そして半年強は給料でないと思っていた方が無難です。=無給・・・。)
知り合いのパンクスでもそうでした!
自分にかかってくることですから、経済や政権などにも、必然的に視野が広がります。

●「開店したら、絶対買うよ!」などと軽々しく言ってはいけません。
開店当初は、運転資金が枯渇しやすく、経営者は必死!少しでも次の仕入れのためにがんばっているところを、裏切るような形になるので、友情などに物凄く大きなヒビが入ります。良い人がよく使う社交的な言葉ですが、ここでは問題です。)
特に飲食店などは、開店から半年強は一般的に辛いので、お友達で支えるのが普通です。
そこで下支えしてくれる方がいるかどうかが問題です。
それに、経営者は考えている以上に孤独です・・・。(全ての責任が自分にきます。)
知り合いは睡眠障害と不安定になり、サポートが大変でした。
取引先の社長はダブルワークで、アルバイトをしております。(4000万円の借金と進学を考えている子供のため:一般的な開業費用は平均で1500万円くらいだそうです。)
ここらはネット検索すると、あたりまえに出てきます。気になる人は探してみてください。
※こんなにも苦労しているので、創業者は開業する人にはすごく優しい方が多いです。
※税理士によると一般的に黒字化するのは2年後がほとんど。(それまでの生活費や会社の現金などを多く持っていないと身動きが取れなくなります。)
※だれも助けてくれません。そう思っていたほうが、変な期待を持っているより気が楽になります。
●意外と想定より良い人が多かった。
知り合いにネットにはおかしい人が多く、サポートが大変で消耗戦になる。と、
聞いていたので少しどころか物凄くびびっていましたが、商材からか大人の方が多かった。
●競合店に、落ち着いてほしい。
となりの庭は・・・。なのかあんまりぎゃあぎゃあせず、それぞれの良いところや特徴を楽しんではいかがなものか?と思っております。どこも厳しいのはわかっているのに。
と、あるサイトであそこは安いとかあっちは高いとか、書かれているところを見ますと、正直寂しくなります。
経営は大変なので、少しでも安くという本人の気持ちは分かりますが、仕入れ値や売価も散々考えての判断だと、個人的には思っているので、どうなんでしょう?もっとなにかあると思いますが。
競合はつぶしにかかってくるところもあり(ほとんどがこちらでしょうが)、また業界の全体の成長をみるところもあり。
価格競争を仕掛けてくる寂しさ。充分に味わいました。これ、新規参入者には精神的に追い詰められます。(弱肉強食の世界なので、私まだまだ甘いです。腹黒い人もすごくこの短期間で会ってきてます。残念ですが、これが現実。)
●勇気ある英断を
複数の社長より、採算の取れない事業を続けても、消耗戦になるだけなので、転換をいつも考えた方が良いと言われております。やはりここでも、事業をサポートする人が大きくなりますね。どれだけ協力者がいるか・・・。
キャッシュフローで、生き延びるも良し。違う道を選ぶのも良し。
知人の一人は昨年決断しております。経営にはこんなことも考えていたりします。
●結局は人!
という結論に至ってしまうわけです。

ここで書くのもなんですが、嫌なことも沢山ありました。
売り上げもたっぷりというわけではございませんので、もう少しあがいてみようと思います。
やりたいことがあって、それに向けて精進しているんですが、やはりすぐ無くなるのもお金。
あって困らないのもお金。

くだらないことを書いてしまっている?

次回は春の足音も聞こえてくるでしょうから、気分も明るく行きたい所です。

【追記】
そんな矢先、藤田まことさんがなくなりました。
大好きだった「必殺シリーズ」。名作「新・必殺仕置き人」。後期の仮面ライダーでいうところのV3みたいな必殺仕事人シリーズで青春期を迎えた私には、ショックが大きいです。
合掌・・・。