ODS-01A

http://www.transmitsounds.com/SHOP/TM-ODS01A.html

あれは確か渋谷のイシバシ楽器店で、KLON(クロン)のケンタウルス(CENTAUR)をレスポールとマーシャルで繋げたその音を超えたくて試行錯誤したんだ。
楽器店のお兄さんも何も言わず、ケンタ試したいって言ったら、レスポールとマーシャル(現行ではない)のを自然と・・・。ナイス!
で、自作界で回路図が出たァと思ったら、あれは別物。4個くらい作ったけど全然満足出来なかった。
サーチレーションやニュアンスが、まったく何か違う。

意外と歪むなぁというのと、良いオーヴァードライヴは、クキュッというか弦が柔らかくなったような錯覚があると聞いたのを実感というか体感出来た。

で、あの時のその音を超えるべく作ったのがODS-01。
どおせ作るなら、最高のものを!という意気込みで挑んだけどとんだじゃじゃ馬で苦労した。
これは塵屋敷さまのアイディアがずっと引っかかって出来たものでもある。
とある楽器屋で試奏したら、遠巻きに沢山の人・・・。
で、今日あの人に試奏してもらうために渡ってます。金額設定間違えたなぁ。

安高拓郎氏(Wilberry、ex.椿屋四重奏)さんが、
BT-01 レコーディングに使いましたよ。って聞いた。
http://www.transmitsounds.com/SHOP/TM-BT01.html

個人的に、ブログやお店でプロとかいう単語を使っているとこって信じない。というか信じられない。
音楽は免許制でもなく、何をもってプロなの?大切な感性を(一番自作やプロデュースではこだわるというか、こだわらざるを得ないとこでは?)放棄してしまっているわけです。セミプロのとか言われるとニヤついてしまってます。

スティングが音楽学校でデビューを待っているときにパンクがあり、自由になれた。それまではビジネスでこの音にはこの音階をとか既得権益の音楽関係者や雑誌が(その方が楽だから)パンクを叩いたね。私は面白かった。
楽器をやらない評論家がよくわからないから音が“多い”から上手い。とそこで【質】は見失われているわけです。
ロックは自由だと嘯きながら、それこそジャズなんかは試行錯誤がレコードになっているようなものです。(ダルファーが)イカしたやつが音楽やってたけど、今は学者みたいなのがJAZZやってる。と。

また、このパーツをとかあるんですが、それはその回路や音(恐ろしく音楽沢山聞いていますが、感性は大切にして欲しいし、それは自分の大事なものであると思います。)

高校時代にギタリストが事務所にスカウトされ、メタルよりPOPSの方が難しい(そりゃカッティングやセブンスとか13とか、はたで見ててもそうだわ。)とバンドは自由になり、私はプログレとNW、ポジパンと好みが代わり、もう一方のギターはJAZZへ。でも皆良かった。音楽の幅は広がったしそれに伴う、大袈裟にいうとアートとか、色々。外国のアーティストが道端に座っているのを「カッコイイ」ととるか「だらしない」ととるか。

取り急ぎ、私の全てが詰まったオーヴァードライヴ、ディストーション(楽器屋のお兄さんはファズっぽい)といったもの全てが詰まったモノです。
酷いパプ記事だ。