THE BIRTHDAY PARTY/PLAYERS ON FIRE

themegiddo2006-11-17

NICK CAVE(ニック・ケイヴ)率いるザ・バースディ・パーティの1st.UKアルバム。(オーストラリアのバンドで、伝説的な「HEE-HAW E.P.」はオーストラリアでリリース。とライナーに書いております。)続くアルバムの『JUNKYARD』では名曲「Dead Joe」が収録。4ADからのリリースです。
「ZOO−MUSIC GIRL」で幕を開け、名曲「CRY」(日本では、SODOMがカヴァー。本家に劣らない名作だと思う。)で、感涙。「CAPERS」では、バウハウスっぽい曲に個人的には聞えます。とはいっても、ニックのヴォーカルですが。「NICK THE STRIPPER」のギターがCANIS LUPUSの川上慧二郎っぽく聞えます。「HO-HO」でのクリーンギターから打って変わって、「FIGURE OF FUN」のノイズギターのカッコ良さと変拍子、さらに展開の良さ。ROWLAND HOWARDのセンスの良さを再確認。「KING INK」ではMICK HARVEYのスネア・ドラムが効果的。この人、他の曲ではピアノとかも弾いてます。「A DEAD SONG」ではO.K.O.K.が効果的に使われ、「YARD」では不協和音のなかにサックスがアレンジされております。代表曲のひとつ「DULL DAY」では、ドラムがカッコ良く曲も綺麗に纏まっておりますが、曲も展開がありアレンジも良いです。やはり、ドラマーの良いバンドはカッコ良いですね。「JUST YOU AND ME」はどこかコミカルさもあります。「BLUNDERTOWN」はベースのリードからも生かした個人的に大好きな曲です。痙攣するかのようなカッティング・ギターも影響を受けております。ドラムも凄く良いです。「KASSY'S KISSES」はポストパンクのブルーズといった趣の曲です。

昔、ブートVTRも見たのですが、客の顔をブーツで蹴り上げるなど過激で衝撃を受けました。
THE BOY NEXT DOORからTHE BIRTHDAY PARTYで、NICK CAVE&THE BAD SEEDSとなります。

ニック・ケイヴ・オフィシャル・ホームページ:http://www.nick-cave.com/index.php
動画:http://www.youtube.com/watch?v=zaTo4-Tx7A8