RADIOHEAD:OK COMPUTER

themegiddo2006-11-27

レディオヘッド/OK コンピューターです。これまた名作です。
イントロからかなり歪んだギターリフで幕を開ける「エアーバッグ(AIRBAG)」。歌になるとアルペジオが鳴き、トム・ヨーク(THOMAS EDWARD YORKE)のヴォーカルが響く。この曲はまったくもって名曲。倍音をあきらかにたくさん含んでいて、心地良い。続く「パラノイド・アンドロイド(PARANOID ANDROID)」頭からギターが音を紡ぎ上げ、牧歌的な風景が浮かんでくるよう。しかし展開もあり起伏もあって飽きない。しかし、ギターの音も目まぐるしく変わり後半のバースト感も最高。ちなみにプロモビデオは強烈でした。「サブタレニアン・ホームシック・エイリアン(SUBTERRANEAN HOMESICK ALIEN)も凄く和む。いろんな表情を見せる曲で、ヴォーカルも熱くなるところも良い。「エグジット・ミュージック(EXIT MUSIC (For A Film))」。寂しげな情感たっぷりのこれもたまりません。なんか、夢の中にいるときのBGMみたいな最高の曲です。「レット・ダウン(LET DOWN)」はイントロからやられたって感じのしっくりした曲。そして名曲「カーマ・ポリス(KARMA POLICE)」。7曲目「フィッター、ハッピアー(fitter,happier)クレジットも小さく書いてあるように音声案内のような声が流れます。「エレクショネアリング(ELECTIONEERING)」比較的ラフな始まりから曲が構築されていく面白い形式。ギターも歪んでいるのですが、なぜか重さが無い。「クライミング・アップ・ザ・ウォールズ(CLIMBING UP THE WALLS)」はノイズを効果的にちりべまめた実に立体的な作品。いろんな音が入れられており、ギターももっとこんな面白い音が出せる楽器ということを再認識させてくれます。もちろん旋律も美しく飽きることはありません。「ノー・サプライゼズ(NO SURPRISES)」イントロの出だしで美しさがわかってしまう名曲。プロモーション・ビデオも当時イギリスにいた私はひどく驚いた記憶がある。(作成裏話もそのとき見た。)鈴虫のような音から始まる「ラッキー(LUCKY)」。実際、ずっと虫の音だと思っていた。余談ですが、虫の鳴く音を心地良く感じるのは日本人で、欧米人にはノイズに聞えると聞いた事があります。レディオヘッドって綺麗なギターと対極的に実験的なギターサウンドが同時になっていて楽しめますね。「ザ・ツーリスト(THE TOURIST)」でしっとりとアルバムは終わります。
旅をコンセプトにしたアルバムだそうで、統一感も良し。このアルバムは本当によく聴きます。
エフェクターのRATは実にいい響きを出します。

東芝EMIオフィシャル:http://www.toshiba-emi.co.jp/radiohead/index_j.htm
OFFICIAL WEBSITE:http://www.radiohead.com/
WIKIhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89
映像:http://www.youtube.com/results?search_query=RADIOHEAD
映像:http://www.youtube.com/watch?v=ho8peKM48LE