bjork/debut

themegiddo2006-12-12

ビョーク/デビュー+1です。
アイスランドのバンドのシュガーキューブスの歌姫、ビョークのソロ・アルバム。
当時、そのサウンドと生々しいまでの彼女のヴォーカルのギャップに驚き感心したアルバムです。
これは見に行かなくては、と思い来日公演で渋谷まで行ってまいりました。
前から2列目、ビョークとはまさに目の前で見られました。
白い袖の長い衣装で、始まったときにステージを顔を隠し、右から左へとハリネズミのように動き回っておりました。
打ち込みと思いきやCDどおりの演奏ながらバックを勤めるメンバーが猛烈に巧く、凄く楽しめました。良いステージでした。
アルバムのプロデュースはSOUL Ⅱ SOULでの仕事も有名なネリー・フーパー。
ティンパニーとストリングスとベースが強烈な「ヒューマン・ビヘイヴィアー(Human Behaviour)」で致命傷を受けた上で幕を開けるこの作品、凄く流れも良いです。「ライフ・ザン・ディス(There's More To Life Then This)」はミルク・バーのトイレにて録音と記載されております。
この作品に入っている曲はどれも好きです。2ndも大好きですが…。
アレンジ力の凄さと曲の構築で教科書になった作品です。色々な音が入っておりますよ。
ビョークの感情的な声と息遣いまでも聴こえる、本当に大切に作り上げた作品と言った印象を受けます。
名曲「プレイ・デッド」が追加収録されております。この曲は映画「ヤング・アメリカンズ」の挿入歌でした。叙情的な名曲なので必聴です。冗談抜きで泣きそうになった曲です。

渡英した際に、大きなこのポスターが“セレクタ・ディスク(Selectadisc)”(ロンドンのレコード屋さんで、オアシスのモーニング・グローリーのジャケット左に写ってます!当時アナログジャケットに、矢印でココってショーウインドウに飾ってありました。)で売っており、すごい悩んだ思い出があります。
ちなみにセレクタディスクの通り、つまりオアシスのモーニング・グローリーのジャケのように写真を撮りたかったら、早朝じゃないと車の通りが激しい。結局断念しました。ジャケみても街灯から時間帯判断できますね。

ビョーク(ユニバーサル公式):http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/bjork/
BJORK OFFICIAL WEBSITEhttp://www.bjork.com/
映像:http://www.youtube.com/results?search_query=bjork
映像(曲:プレイ・デッド):http://www.youtube.com/watch?v=EBn-wDZR02s&mode=related&search=

Selectadisc:http://www.selectadisc.co.uk/