北村昌士3

YBO2について
音楽を作る場合、僕はまず制限を取り除くんだけど(略)(フォノジェニックスで)最初に作ったEPのA面は割と自分勝手に出来たので今でも気に入っているけど、それ以外はお話にならない内容だった。だから新しい形でやりたくてYBO2を作ったんだ。(85年5月7日 新宿にて 引用:LIVE ART MAGAZINE THE EDGE)

YBO2の北村さん、FM(Fool's Mate)の北村さん、トランスレコードの北村さん、どの肩書きが一番好きですか?
−トランスレコードが一番・・・ちゃんとしてる。一番それが主な仕事になってるな。

アルバムの曲、何から取ってどの部分に使ったか教えてください。
−「AMERIKA」は歌詞の部分にサイモンとガーファンクルアメリカとあと、スカボロフェアーを使っています。あと途中にね、メラニーって言う女の子の昔フォークシンガーがいて、その子の詩をちょっと使っています。「猟奇歌」は夢野久作でしょ。でもあれ一箇所だけ違うのがあるの・・・。西行法師があるの。(略)
「Boys of bedlam」はイギリスの民謡。「To Be」って言うのは自分で作ったんだけど、歌詞の作り方は面白いっていうか、ロックミュージックのね、決まり文句っていうかさ(略)
「Heavy Waters」は完全に自分で作ったの。「URAL」も自分で作ったの。(自粛)
(86年7月13日 渋谷にて 引用:LILAS1)